騒音以外の歯ぎしりのデメリット 問題点

歯ぎしりと様々な弊害

歯ぎしりは睡眠中に顎を前後左右に動かすなどして、歯がこすれて音が鳴ってしまうという現象です。
普段、ものを食べるときに顎や歯にかかる以上の、自分の体重程度もの力が加わると言われています。

 

まるで野球のバッティングをするときのようなグッと噛みしめるときのような状態になり、さらにそこから前後左右に動かすことによって歯や顎に多大なダメージがかかることから歯の摩耗や歯にヒビが入るなど歯周組織の損傷などのデメリットを生じます。

 

また、酷いものになると外骨腫という、歯周の骨組織に変性を来たすことによって異常に骨が突出してしまう病気になってしまいます。

 

また、顎にかかる負担から顎関節症を発症し、口の開閉にカクカクという音が伴ったり、口の開閉そのものが難しくなりものを食べるのさえ難しくなることもあります。

 

他にも、一晩中歯を噛みしめ続けることによって咀嚼筋がずっとはたらいている状態が続くため、咀嚼筋に属する各筋がすっかり疲労してしまいます。

 

頭痛の中には筋緊張性頭痛というものがあり、咀嚼筋の起始がこめかみにあるため、咀嚼筋が疲れることによって生じる痛みが頭痛であるかのように感じる、という症状です。
歯ぎしりを持っている人は、咀嚼筋が他の人よりも活発に使用されるため、筋緊張性頭痛が発生しやすいのだと考えられます。

 

筋肉が緊張することにより、夜間の噛みしめが肩こりの原因になる場合があります。
他にも、噛むという運動を続けることによって交感神経が活発化し、不眠を引き起こす、あるいは耳鳴りがするなどの自律神経失調症を発症することもあります。

 

めまいや鬱など重篤な症状に発展してしまうケースもあるだけに、起き抜けで顎の周りにだるさを感じたらこれらの悪影響が現れていないか見てみることも必要です。

 

また、歯ぎしりは睡眠時無呼吸症候群とも密接な関わりがあると言われています。
メカニズムは未だに不明ですが、歯ぎしりの後に睡眠時無呼吸症候群を発症するケースがたびたび見られ、その関連性が疑われています。

 

睡眠時無呼吸症候群では睡眠時に何らかの原因で呼吸が止まることで低酸素状態になり、現代における突然死の原因の一つであるとする向きもあり、警戒が必要です。

 

騒音以外で他の人に歯ぎしりを気づいてもらうのは難しいのですが、自分ではもっと気が付きにくく、しかも治療らしい治療がマウスピースを使うなど対症療法に留まってしまいがち、という意外に厄介な症状ですので、朝顎のだるさを感じたら病院に行ってみてもいいでしょう。

 

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